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ある夏に岐阜の祖父祖母の家に行って、そこからなんだったかどっかの川の上流まで出かけたことがあった。サークル書いてるうちに思い出した話。
車で一時間かからないぐらいだったかな、黒に白線の道路をずいぶん曲がったりしたあとで山道に入って石とかでざりざりの道を進んでった。開けたところで車を止めて、ずざざざっと石で転びそうな坂を川辺に下りてった。そこでカーブでたまった砂のところ(なんつーか忘れた)に私と妹と妹とお父さんで、遊んでた。
結局私も水に足浸してみたりすることになるんだけど、最初のほうはみんな靴履いたまま石投げたりして遊んでて。妹とどっちが遠くまで飛ばせるかってのやったりして、距離のある向こう岸まで飛ばせるか、とか。山の中で向こう岸ってのは石でごつごつしてて木ももりもり生えてて見えないんだけど、石だから逆に音がしてわかった。水に落ちてもしぶきとぼちゃんって音でわかって。確か、結局二人ともかんかんと向こう岸に石が届いた音を立てたんだっけな。お父さんはどっかわからんとこまで投げてたと思う。一番小さい妹はお父さんと遊んでたり、同じようにちゃぽんって石投げてたりしてたかな。それから、相変わらず私と妹が遠くまでって石を投げてたとき、お父さんがアンダーで投げた。ぼちゃんとすぐに水に落ちて何してんだって思って、お父さんもありゃりゃとかそんなかんじで。でも次かな、見てたら、水平方向に近い方向で飛んだ石が水面で跳ねて、跳ねて、そんでぼちゃんって沈んでった。それを見てうおおおってなって、それからは私と妹はアンダーでどれだけ跳ねさせられるかってやってた。楽しかったんだよね、誰だったか忘れたけど最多は十一回だった気がする。まあ私も妹も変わらんかなあ、たぶんどっちかが八回でどっちかが十一回。お父さんのは覚えてないや。そんでさすがに一番下の妹には全然出来んかったね笑。
それから妹二人が靴脱いで靴下脱いで、水に足つけて遊んでて。お父さんにも脱いだらいいのにって言われて、でもあとが面倒だしって私はじっと見てたりまた石を投げてたりしてねえ。そんでも結局は水に足つけてはしゃぐ妹二人に負けて、私も脱いで冷たい水に足いれて。水蹴ったりとか、足で水中の石を掴んでみたりとか笑。あと土木工事とか言って堤防みたいなん作ったりもしてたかなあ笑。
水はすごい綺麗だった、さすが上流って言うんかねー。透き通ってて向こう岸まで見えそうなぐらいだったよ、また行きたいなあ。行ったら行ったで感傷的になってしまいそうだけど。思い出しただけでぐらぐらしてんのにね。
悲しいだけじゃないでしょ、そういえばあんなに楽しいことがあったなあって笑いたいんだよ。でもそれをするにはまだ時間が足りないんかもしれん・・・まだこんなに胸が苦しくなってしまうんね。お父さんが死んでしまってからはある種のファザコンになってるような気がしてならん・・・!まあ、父親だからってんじゃなくてお父さんだからってやつだからファザコンじゃないとは言い切れるけど。
やだなあ、なんか苦しいー・・・なんで胸の辺りが痛くなるんだろうね。こういうのってストレスになるんかなあ、ちょ、苦しいって。心臓が縮んでたりとかするんかな、まあわからんけど。とりあえずなんか苦しい、お父さんに寿命縮められてるってこれ笑。だとしても川のこと思い出せたしいいんだけどさ。
まあ、書きたいことは書きたいときに書いてしまえってやつかな。これも忘れてたんだなあ、感情じゃなくて知識では理解出来てたからなんとかなった気もするけれど。そのとき思ったことっていう箪笥がほしいな、感情を思い出したいときに引っ張り出せるんなら理解だけじゃなくて納得もすんなり出来そうなのにね。まあそこは所詮は他人の所以ってことかなあ。
おおやった、話がずれてなんか苦しいのが少なくなった。
ちょろちょろっと、春休みの時期にイギリスに十日前後行くような予感。