忍者ブログ
From ground to sky Oh,tomato!
prev ( 2025/04 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ) next
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

金曜より冬休みに入っております。高校までと違って長いねえ、学校始まるんが成人式?の翌日からかな、その代わりか春休みは皆無に等しいらしいってような話は聞いたけど。とりあえず冬休みはすげー長い。それに比例して私のバイトもすげー。

ハッピーバースデー、店長の誕生日でした。朝から愉快にやってて、テイク(持ち帰り)の注文の多さにちょっと慌しくなったりと、まあ普通だったんですけど、店長がテイクのために二時半過ぎと早めの休憩に入ってから、カウンターに座っていた結構年配の、おじさんのお客さんが揉め事を起こしまして。
休憩のとき、店長は上着羽織ってカウンターに座って昼食をとってたんです。そのお客さんは、カウンターから何故か待合席に移動してて、電話を貸してくれというので貸してたんですね。電話してるなと思ったら、少しして、店に救急車がやってきたんです。そのお客さんが自分で呼んだってことでした。腰が痛かったらしいです。店長はもちろん隊員とお客さんを伺ったわけですが、大したことはなさそうな様子に席に戻って、仕事中のもう一人の社員(エス木さんは今日は休みでした)にお客さんに支払いをしてもらうよう言ったんですね。
ところが、どうにもすんなりいかなかったようで。トイレに財布を落としたとか言って、とりあえず、お金を持っていなかったらしいんです。また店長が出てきて、身分証明書を持っているかなど訊ねたそうですが、こちらもないらしく。ここに電話をしたら払ってもらえると、手帳を取り出して色んな番号を書いたみたいなんですが、どこも空振りだったみたいでした。十年も前に辞めた会社もあったようで、電話越しに面倒見られない、良くあることだと、そんなようなことを言われたみたいです。なるほど。
救急車に運んでもらって食い逃げをしたかったみたいですね。なんだかね。結局、店長の休憩時間はそれで終わっちゃって、救急隊員の人は帰って、警察の人が来てました。見ていただけなんであんまり詳しいことは知らないんですけど、詳しいも何も、そんなとこなんでしょね。
テイクのためにいつもより早く休憩に入った店長は、結局、休憩なしってような状態で四時過ぎには上着脱いで戻ってきてんです。責任者って、ねえ、うーん・・・どうにも遣る瀬無い気分でした。待合席では相変わらず件のお客さんが腰を下ろしていて、そこを今度は隊員じゃなく警察の人が囲んでいて、怒鳴り声が聞こえてきたりしてました。最終的に、お客さんは警察の人に連れられて店を出て行きましたけど。
休憩とってほしい、ってのが顔に出ちゃってたみたいなんよね。苗字はほんまいい子やなあって言われた。見てると癒されるってさ。いい子は何度もあるけど、癒されるって言われたのは初めてだなあ、ちょっと嬉しかった。たぶん、常に癒してんじゃなくてこういうときだけ癒してる感じなんだろね、と、自分で言うのもなんだけど・・・。まあ、私が遣る瀬無くなってることでちょっとでも店長の心労が軽くなったなら、良かったなあと思います。まだ、どうにも遣る瀬無くて、遣る瀬無いから書いてるけど。

店長のことは大きなお世話かもと思いつつ心配してるんですが、お客さんに対しても、思うところがありました。最初、救急車を呼んだときは、なんでそんなことで呼ぶんだって思ってた。腰痛いって、根性ないなあって、ほんとは腰痛が本人にとっては大変なことなのかもしれないって思いつつ、でも、わざわざ待合席まで移動して電話貸してとか、図々しく行動できてるならせめてタクシーとか身内でも呼んだらどうなのかって、そう思ってた。
それからちょっとして、どうにもすぐ動く気配のない隊員とお客さん、店長に、なんとなく事情が読めてきたんだよね、要するに食い逃げがしたかったのかって。不謹慎だけど、ちょっと納得した。なるほど、頭は悪くないって。でも、救急隊員の人ってそう甘くないんだよね。確か、救急車は毎度色んな場所で呼ばれるけど、本当に救急車が必要とされる場合って一割強しかないんだよ。車というか隊員というか。まあ、どう考えても九割弱の状況だった。救うほうも選ばなきゃいけないって状況で、自分でなんとでもなる人間を相手にする時間なんてないんだよね。救急隊員って、病院の人に似てると思うのよ、ほんと冷静。病院の人はそういった人間を見ることとそういった処置をすることに慣れてて、隊員の人は、そういった人間を見ることと、見極めることに慣れてる。腰が痛いって言ったって、車に乗せてもらうための仮病かその程度のものなら、情に絆されることもないんだからそりゃ上手くいかないんだよ。
滑稽でした。警察の人に怒鳴って、いや、って叱られていたような光景も、全部。119の一面と、それから、誕生日なんだよなあって、休憩なくなったんだよなあって思うと、なんだかなあ。悲しいわけでもなくて、腹立たしいわけでもなくて、なんか、まさに、遣る瀬無いなあ・・・。

最近、もしかして私は人に甘えたいのかもしれないって、自覚が出てきた。というのも、発端は、学校で知り合った師匠になんだかんだで面倒見てもらってる気がするんです。考えてみれば、店長も当てはまるよなあって思ったし、私って案外、ねえ。三文小説みたいな話だけど、環境を考えるとまさにそんな感じなのかもしれないなあって。
結局、色んな人と話をしても楽しいと感じることは多くないし、好きになれる人も多くないし、少しでも安心できる人はほんとに少ない。師匠は、不良っぽかったしバイクの盗み方もばっちりらしいけど、実は真面目だし、勉強に関しては賢くないかもしれないけど、決して頭が悪いわけじゃないと思えるからなんだか。馬鹿な遣り取りしてても最終的に面倒見てもらってるような気になる。店長は、店長だなあ、楽しくないときがないっていうぐらいで、本人も言う通り人生転落してるけど、好きだなあ。頼れる人だと思う。たぶん、いつも色んな人をからかったりして笑い合ってる店長は、ほとんどがどうでもいいと思ってる、ように見えるけど。その店長に苗字のこと結構好きやでって言われると、嬉しいなあ、頻繁に言われてますけども。
私も店長のこと結構好きですよって、言うんだよね、結構好きだから。昔はどうだったか覚えてないけど、最近の感覚だと、結構が取れる相手は家族だけだなあ。逆に大がついたりするのは、友達相手だなあ、友達とか親友って名前で括るのがそもそもあんまり好きじゃないし。友達って親友の下なわけだ、ってなったり、知り合いと友達ってどう違うのってなったり。こういうとこ真面目だなあ。私の言う結構好きは、結構な言葉だと思う。自分としては。
まあ、つまるところ何かって言うと、ばかな会話が出来て、かつ自分が認められる人が相手だと楽にしてられるんだろうなって、言いつつ認めてるからこそ逆に緊張することもあるけどさ・・・上手くいかないもんよのう。
うん、甘えたいっていうか、偉そうな、勝手なこと言うと、疲れたくないってとこかもなあ。甘えたいってのはやっぱりない気がする。

ややこしい記事ばっか書いてんなあ、ここんとこ。まあいっか。ちょろっと口にしてたクリスマスの話は全く手え付けてないんです、言いっぱなしです、すいませ・・・うん、書く気になったときに書こうと思います。季節外れがなんぼのもんじゃ!
全然話書いてないなあ。なんかね、ここにきて、勉強に意欲的な自分が新鮮です。更新してない後ろめたさもあるんだけど、勉強に頑張ってる姿勢も悪くないなと思ってるんです。やれるんじゃんって、驚いたしね。もうちょっと様子見してみるんもいいかなって。しんどいこともぽつぽつだけど、悪くないと思ってるんよ、この頃。小一の妹がやけに懐いてきちゃってるぜ!
PR
Oh,tomato! ... design by totoko, image by mozneko
忍者ブログ|[PR]